昨日関西で2つの出来事が起こった。
まず、一つ目はラグビーの関西大学Aリーグで関西学院が1試合を残して2年連続の優勝。二つ目はアメフトの関西学院が全日本選手権決勝(甲子園ボウル)に61年ぶりに進出したことだ。
まず、前者…。昨年も現行のリーグ戦での初優勝に続いて、2年連続の制覇。かつては「ドウシシャ」(同志社大学)、「キョウサン」(京都産業大学)、「タイダイ」(大阪体育大学)の三強と言われたリーグ戦の景色が去年あたりから一変している。「カンガク」(関西学院大学)、「セツナン」(摂南大学)、「テンリ」(天理大学)というところが上位に顔を出し、大体、京産といったところはBリーグとの入替戦に回りそうな感じさえある。関西の大学ラグビーはもはや「地殻変動」が起こったと言っていい。
後者は激戦の関西大学のアメフトで「カンガク」(関西学院大学)、「リツメイカン」(立命館大学)、「キョウダイ」(京都大学)の三強を形勢していたところに今年は関西大学が割って入った形になった。こちらも「地殻変動」と言えるだろう…。
しかし、関西大学ラグビーの各校は関東勢には苦戦しここ数年二回戦敗退が続き…アメフトも甲子園ボウルの関東代表は強豪の法政大学である。この「地殻変動」が果たして今年は関東にまで波及することができるのか…楽しみである。